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【超実用】2022年7月 本当に使える実用的な格安SIM4選

本当に使える実用的な格安SIMは以下の4つ

  • UQモバイル
  • IIJmio
  • mineo
  • 楽天モバイル

それぞれ解説していきます。

UQモバイル

CMでもおなじみのUQモバイル。以下に該当する方はまずはUQモバイルの検討をオススメします。

  • 大手キャリアしか使ったことが無い。
  • 毎月のデータ使用量が3GB以下。
  • 安定した通信品質を重視したい。
  • 平日の昼休み(12時から13時)にも動画やインスタグラムを閲覧したい。

楽天モバイルが主要キャリアへ参入して以来、携帯通信料の低価格化が進み、大手キャリアがahamo・povo・LINEMOなどの低価格プランを出したことなどの影響もあり、スマホユーザーの携帯通信料への意識は高まってきています。しかしながら、実際に格安SIM事業者のMVNOを使用している人は少なく、2021年11月の集計では10%未満とのこと。

本ブログを訪れた方の多くは大手キャリアからの乗り換えをご検討とは思いますが、その場合心配になるのが、通信速度でしょう。確かに格安SIMは大手キャリアに比べて通信速度は安定しない面もあります。格安SIMのほとんどが大手キャリアの回線を使用していますが、キャリアから回線を借りている状態で、その通信量は限られています。したがって、通勤時間帯や昼休みなど多くの方がスマホを使用する時間帯は低速になってしまう場合があります。その中でもUQモバイルは昼休みや通勤時間帯でも比較的通信品質が安定しています。格安SIMを提供するMVNOの中でも大手ということもあり、私も実際に使用したことがありますが、通信品質に関して不満を感じることはありませんでした。

したがって、月3GB程度のライトユーザーで通信品質を重視する方はUQモバイルが最適といえます。

ただし、UQモバイルは3GB1628円~とMVNOの中では価格は高い部類に入ります。コストを重視するユーザーは別のMVNOを検討したほうが良いでしょう。

IIJmio

老舗のMVNOで価格破壊のパイオニアとして常に業界をリードしてきたIIJmio。UQモバイル程ではありませんが、比較的安定した通信品質と低価格が魅力のMVNOです。

ギガプランの主力は4GB990円とUQモバイルと比較しても低価格な上に毎月1GBも多く使用可能です。私も3年以上IIJmioを使用してきましたが、通信品質・価格ともに十分満足できるものでした。ただし、最も通信が集中する昼休みに関しては、画像の読み込みなど「遅いな」と感じる場面もありました。昼休みにLINEのやり取り程度しか使用しないユーザーにはオススメのMVNOです。インスタグラムは閲覧は可能ですが、読み込みにかなり時間がかかることもありました。

また、IIJmioは乗り換え時の端末割引キャンペーンも積極的に行っています。1円や110円といった超低価格で格安スマホを入手できることもあり、端末も欲しい方はぜひともご検討ください。ちなみに、端末割引キャンペーンを積極的に行っているMVNOとしてOCNモバイルONEがあり、こちらも低価格で比較的高品質の通信速度を提供していますが、主力ラインが3GB990円でIIJmioに劣ることから、今回は外しております。3GBでも十分で、端末が必要な方は選択肢に入れてもよさそうです。

mineo

こちらもテレビCMを行っており、ある程度の知名度があるmineo。UQモバイル同様に基本的な価格設定は少し高めのため、以前までは選択肢として挙げていませんでしたが、近年他社と差別化した魅力的なプランを次々と打ち出しており、私も現在使用しているMVNOです。何といっても特徴的なのが、オプションでパケット放題プラスをつけると1~20GBの高速通信プランに1.5Mbpsという中速でデータ通信が使い放題(3日間で10GBを超えると通信制限あり)となるマイピタ、そして1.5Mbps中速データ使い放題(3日間で10GBを超えると通信制限あり)の代わりに平日昼休み時間(12時~13時)のみ32kbpsという超低速となるマイソクという思い切ったプラン設定です。気になるのが1.5Mbps中速という通信速度でどの程度使用できるのかという点ですが、mineoの公式HPでもほとんどの人が普段使いに支障がないといった感想で記載されております。私は2022年6月よりマイソクプランを使用していますがYouTube等の動画閲覧は問題なくできており、使用感は以下の通り。

  • YouTubeは閲覧可能。ほとんど止まらない。
  • プライムビデオは画質を落とせば閲覧可能。再生時最初に少し待つ。
  • Netflixは閲覧可能。ほとんど止まらない。
  • 昼休み以外の時間帯は通信速度は1.5Mbpsで安定。
  • 昼休みの32kbpsはLINEのテキストメッセージがギリギリ送れる。スタンプは無理。
  • テザリングも1台であれば、タブレットでYouTube閲覧可能。ただし、1台動画を観ているときは他の機器はかなり低速になる。

人によって好みが分かれるところですが、低価格でデータ使い放題のプランを求めるユーザーにはぜひおすすめのMVNOです。料金プランはマイソクが1~20GBで1298円~2178円となっており、1GB、5GBプランの場合パケット放題プラスオプションが+385円、10GB、20GBプランであればパケット放題プラスは無料となります。マイピタは高速通信無し、1.5Mbps中速使い放題で990円と超低価格となっており、割り切った使い方ができるユーザーにとっては非常に魅力的なプラン設定となっております。

楽天モバイル

先日1GBまで実質無料の廃止を発表し話題の楽天モバイル。実質無料が無くなれば、全く利用価値が無いかと言えばそうでもありません。確かに月に20GB以下のユーザーにとってはほとんどお得とは言えませんが、いくつか検討価値があるパターンがあります。

主な行動範囲が楽天モバイルのエリア内で、モバイルデータ通信量の気にせずに使用したい

このような場合は、楽天モバイルは候補として上がります。月3,278円で使い放題で、使用量が少ないときは安く済むため、それなりに費用も抑えられます。

自宅が楽天モバイルのエリア内で、自宅のネット環境を安く抑えたい

現在楽天モバイルの使用方法として最も有効と思われるものが、モバイルWIFIとしての活用です。楽天モバイルはモバイルルーターも格安で販売しており、他のモバイルWIFIサービスと比較しても安価です。私も楽天モバイルを使用していた時期がありますが、楽天エリア内であれば、十分動画視聴もできますし、複数台接続してもほとんど問題ありませんでした。

ただし、楽天モバイルに関しては注意点が一つあります。それは使用できるエリアがまだまだ十分でないということです。楽天の対応エリアマップ上で楽天エリアとされている場所であっても、一部の場所では非常に繋がりにくかったり、場合によっては圏外となる場合もありました。私の場合、楽天の対応エリアマップでは自宅はエリア内ですが、実際は私の自宅とその周辺数十メートルのみ、ちょうど圏外となっており、自宅では使用できませんでした。私の家は比較的高所にあり、そのことも影響したのかもしれません。楽天モバイルはプラチナバンドに未対応のため、高所や地下などでは極端につながりにくい傾向にあります。この点をクリアできれば、非常に格安で高速回線環境が構築できますので、条件に合えば自宅で固定回線代わりに使用したり、格安のモバイルルーターとして活用できそうです。

まとめ

今回は、非常に多くの会社でサービス展開している格安SIMのうち、ユーザーも多く、実用的なものを紹介しました。

  • UQモバイル ⇒ 安定した通信品質
  • IIJmio ⇒ 十分な通信品質と低価格
  • mineo ⇒ 1.5MPbs中速使い放題の割り切りプラン
  • 楽天モバイル ⇒ 条件が合えば、固定回線代わりにもなる高速通信使い放題

格安SIMを提供するMVNOは非常にたくさんありますが、通信品質に関してはかなりの差があり、価格の安さや各社HP記載の内容だけを見て選ぶと後悔することもあります。ネット上の評判やブログ情報など実際に使用した人の使用感を調査の上、自分に合った格安SIMを見つけましょう。

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